ふかふかもちもちのパン、嫌いな人はいないですよね!みなさんはどのくらい添加物に気をつけてパンを探しておりますでしょうか?
私は、パンは基本的にはパン屋さんで購入するようにしておりますが、市販のものであれば、安全性の高いものを選んで購入するようにしております。
本記事では、市販のパンを購入する際の注意点やおすすめの商品をご紹介しておりますので、健康的なパンを探している方はぜひ最後までご覧ください。
日本の大手パンメーカーについて
まずは日本の大手パンメーカーをみてみましょう!代表的なパンとともにご紹介いたします。
<山崎製パン>
山崎製パン株式会社は、東京都千代田区に本社を置く日本最大の製パン企業です。パンの国内シェアは約4割を占め、和菓子、洋菓子、調理パン、米飯など幅広い製品を製造・販売しています。
人気商品
- ランチパック:種類豊富なサンドイッチシリーズ
- ミニスナックゴールド:デニッシュにお砂糖がコーティングされた甘くて大きいパン
- まるごとソーセージ:ソーセージが丸ごと1本乗った惣菜パンのベストセラー
<フジパン>
フジパングループ本社株式会社は、愛知県名古屋市に本社を置く日本の大手製パン企業です。山崎製パン、敷島製パンとともに製パン大手3社のうちの1社です。
人気商品
- 本仕込:しっとりとした食感の食パン
- ネオバターロール:バター風味豊かなロールパン
- スペースアポロ:ふんわりスポンジケーキにミルク風味クリームがサンドされた昔懐かしの味
<敷島製パン>
「余計なものは入れない」でお馴染みの敷島製パン株式会社(Pasco)は、愛知県名古屋市に本社を置く製パン会社で、1920年創業です。日本国内製パン業界で3位のシェアを持ち、「Pasco」ブランドで知られています。
人気商品
- 超熟:Pascoといったら超熟。国産小麦が使用された食パン
- 国産小麦と米粉のロール:米粉を使用したしっとりもちもちのパン
- 銀チョコロール:クリームたっぷりのコッペパンにチョコがコーティングされている食感が楽しいパン
<タカキベーカリー>
タカキベーカリーは、広島県広島市に本社を置く製パン企業で、1948年創業です。「石窯パン」などの高品質なパンを製造・販売しています。
人気商品
- 石窯パン:石窯で焼き上げた香ばしいパン
- クルミとレーズンのパン:クルミとレーズンを練り込んだ風味豊かなパン
注意が必要なパンについて
美味しくてお手頃なパンですが、中には健康的ではないものも多いです。
以下に購入する際に注意するポイントと避けるべき商品をご紹介いたします。
注意するポイント
見た目(具材や色)
具材が多く入っているものは美味しいですが、その分、添加物の使用量も多くなりますので、なるべく具材が乗っていないものを選びましょう!
ナッツやごまなど、加工度が低いものであれば、むしろ栄養も補えると思いますので、GOODです。
また、パンの色もよく見てみましょう!あまりに白くふわふわしたパンは、精製度の高い小麦粉が使用されていることが多く、場合によっては添加物で見た目を調整している可能性があります。個人的には全粒粉入りのものがヘルシーな感じがして好きです。
種類
健康的なパンを選ぶ時には、事前に種類を絞ってからパン売り場に向かいましょう。
基本的には油の使用量が多くないものが良いかと思いますので、ベーグルやフランスパンは、ヘルシーな選択肢です。
当然ながら、ドーナツや惣菜パンは、油を多く使用するので、注意が必要です。市販のパンに使用される油はあまり健康的ではないので、ドーナツや惣菜パンを購入するのであれば、街の美味しいパン屋さんに行くのがベストかと思います!・・・とはいえ、メリハリが重要ですので、食べたい時にはミスドなど、いくらでも食べましょう!ただ、日常的に購入するものは、なるべく健康を意識をして、種類を絞ってしまうことで商品選びがラクになります。
賞味期限
無添加のパンは保存料が入っていないため、賞味期限が短いことが一般的です。長期間保存可能なパンは、保存料が入っている可能性があるので注意が必要です。もちろん、一概に言えるものではありませんが、ひとつの目安になるかと思います。
購入場所
無添加のパンは、オーガニックストア、自然食品専門店などによく置いてありますので、そういった店舗で購入すると、より安全性の高いパンに出会える確率が高くなります。スーパーには、安くて美味しいパンがたくさんあるので、誘惑も多いかと思います。スーパーでパンを購入する時には、食パンやフランスパンなど、ベーシックな商品を選ぶことが良いかと思います。
避けるべきパン ※無添加派の独断と偏見
注意が必要なパンの特徴だけでは分かりにくいこともあるので、無添加派の私が意識的に避けている商品をご説明いたします。
ご紹介するパン達はあくまで、「無添加」や「ヘルシー」の観点から、個人的に選ばないものであり、味や危険性について何か言いたいことはありません。
まるごとソーセージ
ソーセージが使用されておりますが、加工肉には、肉の色を保つための発色剤が使用されております。
また、添加物ではないですが、砂糖混合異性化液糖という人工的に作られた液体の糖が使用されております。
こちらは健康リスクがあることで有名な物質です。
たまにであれば問題がないと思いますが、長期的に摂取することで食欲が抑えられなくなったり、太りやすくなる原因となります。
だがしかし、美味しすぎる・・!私が高校生の時は一番大好きなパンだったので、たくさん食べました。生涯摂取量はクリア!
バターロール
マーガリンが入ったパンは美味しいですが、言わずもがな、加工油脂は体に良いものではありません。
食べるのであれば、バターがいいです。マーガリンが食べたい時もありますけどね・・マーガリンでしか得られない満足感はなんなんでしょう?
もちろん、たまに食べるのは全く問題ないと思いますが、健康のことを第一に考えるのであれば、あまり頻繁に食べるのはやめましょう。
ケーキドーナツ
美味しいのはわかっているんです。しかし、常温長期保存OKドーナツは怖い・・。
添加物というよりかは、油が使用されたものが常温で保存されていること自体、個人的には危険に感じてしまいます。
ドーナツはミスドなどの専門店で購入する方が良いかと思います。
ただ、お菓子とデザートの中間(?)ようなジャンキー感はたまらないですよね。年1にしましょう!
シュガーロール
美味しすぎることが最大の危険ポイント。
しかも大袋なので、油断すると2つ3つと食べてしまいます。
1つあたりのカロリーは144kcalとちゃんとボリューミーですが、クロワッサン生地でやたら軽い。こんなに危険な食べ物はないです。
添加物も多く使用されておりますが、それ以上に、糖質と脂質の塊が手軽に大量摂取できてしまうことがリスクであると思います。
市販で購入できるおすすめのパン7選
それではさっそく、市販で購入することができるおすすめの無添加&添加物少なめの商品をいくつかご紹介いたします!
タカキベーカリー 石窯レーズン&くるみ
原材料:小麦粉(国内製造)、レーズン、くるみ、サワー種、オリーブ油、発酵風味料、還元水あめ、ライ麦粉、食塩、パン酵母、食酢、小麦粉調製品、モルト/酒精、V.C、ホップ、(一部に小麦・乳成分・大豆・くるみを含む)
価格:451円
市販でパンを購入する際には、タカキベーカリーがおすすめです!
中でも石窯シリーズは、原材料や製造方法にこだわっており、市販で購入することができるパンとしてとてもレベルが高いと思います。
レーズンやくるみは健康的な効果も大きいですが、単純に味の組み合わせがいいですよね。朝食にコーヒーと一緒に食べたい・・!
セブンイレブン くるみパン
原材料:小麦粉(国内製造)、くるみ、砂糖、マーガリン、玄米加工品、でん粉加工品、パン酵母、食塩、小麦たん白、発酵種、卵/V.C、(一部に卵・乳成分・小麦・くるみ・大豆を含む)
価格:181円
コンビニのパンは添加物が多く、あまり健康的な選択肢ではないですが、こちらのくるみパンは別格です。
トースターで表面をカリッとさせると一気にレベルアップします。散りばめられたくるみがサクッとするので、食感が楽しいです。
マーガリンが使用されているので、その点が少し気になる方もいるかもしれませんが、コンビニパンとしては稀有な存在です。なくならないで〜。
Pasco 国産小麦と米粉のロール
原材料:米粉(米(新潟県産))、小麦粉、水あめ、小麦たんぱく、糖類、ショートニング、パン酵母、米油、醸造酢、食塩、乳等を主要原料とする食品、卵、モルトエキスパウダー、(一部に卵・小麦・乳成分・大豆を含む)
価格:199円
米粉と小麦粉がブレンドされたロールパンです。
しっとりもちもちとしていて、トーストすると、周りがサクッとして、中の生地がよりしっとりします。
このパンでしか味わえない食感だと思います。1つあたりがとても軽いので、食べ過ぎ注意です!
成城石井 自家製全粒粉入りもっちり湯種ベーグル(米粉入り)
原材料:小麦粉 (小麦 (国産)) 湯種 (小麦粉、 砂糖、食塩、脱脂粉乳) 米粉ミックス、 小麦全粒粉 蜂蜜、ココナッツシュガー、イースト、 食塩/V. C、(一部に小麦・乳成分を含む)
価格:387円
市販で買えるベーグルの中で一番好きです。添加物の少なさもさることながら、単純にベーグルとしてのクオリティが高いです。
湯種製法なので、とてももっちりしていて、トーストしてそのまま食べるのも美味しいですし、サンドイッチにして食べるのも最高です。
お近くに成城石井がある方はぜひ買ってみてください。
タマヤパン 天然酵母の角食パン
原材料:小麦粉(国内製造)、自家製酵母、砂糖、植物油脂、 パン酵母 ( 白神こだま酵 母 )、食塩、醸造酢、バター、卵
価格:店頭価格不明
タマヤパンは、健康系のお店にあるイメージです。
企業として、添加物に頼らない商品作りに取り組んでいるので、そういった企業が販売しているパンは無条件に好きになってしまいます。
無添加の商品なので価格も高くなりますが、それでも需要があるかと思います。
他にも、あんぱんや蒸しパンなどの通常添加物が多く使用されているものでも、無添加で安心安全な構成で作られております。
シャトレーゼ バターが香るクロワッサン
原材料:クロワッサン生地(小麦粉、バター、砂糖、パン酵母、小麦たん白、卵、食塩、小麦麦芽粉)(フランス製造)/ビタミンC
価格:324円
ヨーロッパ産のバターがたっぷり使用された、自宅で完成させるタイプの本格的なクロワッサン。
焼き立てのパンが気軽に楽しめるなんて、素敵すぎませんか。
価格もお手頃ですし、一つあたりのカロリーは100kcalほどになるので、いくつも食べなければ、カロリーも敵ではありません。
メステマッハー オーガニックディンケル&グリュンカン
原材料:有機全粒ライ麦、有機全粒スペルト小麦、有機全粒グリーンスペルト小麦、海塩、酵母
価格:589円
最近店舗で見かけることが多くなったオーガニックのパン。入っているものは間違いなく、胸を張って健康的であると言えます。
ライ麦が一番多く使用されていて、添加物以外にも栄養バランスも気をつけている方におすすめです!
ワンプレートごはんの主食として使用するなど、おしゃれで健康的な朝食やランチを自宅で楽しむことができます!
まとめ
いかがだったでしょうか?🍞
主食として日常的に口にするものだからこそ、少しでも健康的なものを選びたいですよね。
市販でも、無添加の商品はいくつもありますし、選ぶ際のポイントを抑えることでパン選びが格段にラクになりますよ。
個人的には、信頼できるメーカーを一つでも知っておくことは重要かと思います。反対に、添加物をたくさん使用するパンメーカーも覚えておくことで、誘惑から避けることもできます!とはいいつつも、添加物の全てを完璧に避けるのではなく、適度な頻度で適量を食べるくらいは許容しながら、バラエティ豊かなパンを楽しみましょう!
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