こんにちは!
みなさんは毎日どのくらい添加物を意識して生活しておりますでしょうか?
近年は健康意識の高まりから、無添加のお菓子への関心も高くなっているかと思います。
筆者は、口にいれるものは必ずと言っていいほど、原材料を確認するような人間です。
本記事ではスーパーで購入できる無添加のお菓子をいくつかご紹介いたしますので、健康的なお菓子を探している方ににおすすめの内容となっております。
添加物の見分け方について
無添加生活を実践するためには、食品に含まれる添加物を正確に見分けることが重要です。
食品に含まれる添加物は、必ず原材料表示に記載されています。
添加物を避けるためには、製品のラベルをよく読み、成分表示を理解する必要があります。
<成分の順序について>
成分の順序は、食品の安全性や品質を判断する上で非常に重要な情報です。日本を含む多くの国では、食品の原材料は使用量の多い順に表示することが法律で定められています。つまり、成分リストの上から順に、製品中に含まれる成分の量が多い順に並べられています。以下に、「成分の順序」についてより詳しく説明します。
使用量の多い順に表示
成分表示は、製品中に含まれる成分が多い順に並んでいます。これは消費者が食品の中でどの成分が主に使用されているかを一目で理解できるようにするためです。例えば、以下のような成分表示がある場合:
- 小麦粉、砂糖、バター、卵、植物油、ベーキングパウダー(リン酸水素カルシウム、炭酸水素ナトリウム)、塩、香料
このリストでは、小麦粉が最も多く含まれ、香料が最も少ないことがわかります。成分の順序を確認することで、添加物がどの程度含まれているかを把握する手助けとなります。
避けたい添加物について
無添加生活を実践する際に、すべての添加物が同じではないことを理解し、特に避けたい添加物を知ることは非常に重要です。
健康に悪影響を及ぼす可能性がある主要な添加物や、ショートニングといった添加物以外の注意すべき成分について、まとめました!
- 避けたい添加物
- 人工甘味料
人工甘味料は、カロリーを抑えるために使用されますが、健康への影響が懸念されています。- アスパルテーム(E951): 低カロリーの甘味料。フェニルケトン尿症(PKU)の人には有害で、頭痛やめまいなどの副作用が報告されています。
- スクラロース(E955): 高甘味度の甘味料。腸内細菌のバランスを乱す可能性があります。
- 人工着色料
人工着色料は食品の見た目を鮮やかにするために使用されますが、健康リスクが指摘されています。- タール色素(E102, E104, E122など): 強い色を付けるために使用され、アレルギー反応や発達障害のリスクが報告されています。
- 赤色40(E129): 子供の注意欠陥多動性障害(ADHD)との関連性が指摘されています。
- 黄色5(E102)および黄色6(E110): 消化器系の問題やアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
- 保存料
保存料は食品の保存期間を延ばすために使用されますが、健康への影響が懸念される場合があります。- ソルビン酸カリウム(E202): カビや酵母の発育を抑制しますが、アレルギー反応を引き起こすことがあります。
- 安息香酸ナトリウム(E211): 防腐効果がありますが、長期間の摂取は健康リスクを高める可能性があります。
- ベンゾ酸ナトリウム(E210): 強力な防腐効果があり、摂取過多になると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 合成保存剤・防腐剤
合成保存剤や防腐剤は食品の品質を保つために使用されますが、健康への懸念があります。- プロピレングリコール(E1520): 保湿剤や溶剤として使用されますが、過剰摂取は健康に害を及ぼす可能性があります。
- カルボキシメチルセルロース(E466): 増粘剤として使用されますが、消化器系に負担をかける可能性があります。
- 人工甘味料
- 添加物ではないが注意が必要なもの
ショートニングやマーガリン(トランス脂肪酸)トランス脂肪酸の健康への影響
トランス脂肪酸(トランス脂肪)は、健康に対してさまざまな悪影響を及ぼすことが知られています。
- 心血管疾患のリスク増加
- 悪玉コレステロール(LDL)の上昇: トランス脂肪酸はLDLコレステロールのレベルを高め、動脈硬化を促進します。
- 善玉コレステロール(HDL)の低下: 同時にHDLコレステロールを減少させ、心臓病のリスクをさらに高めます。
- 炎症の促進
- 体内の炎症反応: トランス脂肪酸の摂取は、体内で慢性的な炎症を引き起こし、関節炎や他の炎症性疾患のリスクを増加させます。
- 糖尿病のリスク増加
- インスリン抵抗性の向上: トランス脂肪酸はインスリンの効果を低下させ、2型糖尿病の発症リスクを高めます。
- 体重増加と肥満
- 脂肪蓄積の促進: トランス脂肪酸は体脂肪の蓄積を促進し、肥満の原因となることがあります。
- 認知機能への影響
- 脳の健康への悪影響: 長期的なトランス脂肪酸の摂取は、認知機能の低下やアルツハイマー病のリスク増加に関連しています。
- 心血管疾患のリスク増加
おすすめの無添加お菓子
それではさっそく、スーパーで購入することができる無添加のおすすめお菓子をいくつかご紹介いたします!
クラシエ薬品 甘栗むいちゃいました
原材料:有機焼き栗
価格:186円
栗にはカリウムが豊富に含まれておりますので、むくみが気になる時のおやつとして最適です。また、脂質が低いので、ダイエット中にもピッタリの食材です!
丸成商事 焼き干しいも
原材料:さつまいも
価格:488円
越後製菓株式会社 ふんわり名人
原材料:植物油脂、もち米、砂糖、きなこ、ぶどう糖、食塩
価格:248円
原材料は使用される量が多い順に記載されておりますが、植物油脂が1番多いおせんべいは珍しいです。空気のように軽く、生地に重みがないので、納得です。
岩塚製菓 黄金揚げもち 塩味
原材料:水稲もち米(国産)、植物油脂、食塩
価格:378円
ちなみに、セブンイレブンの「揚げ餅」を製造している会社はこちらの岩塚製菓です!とっても美味しいので、おせんべい好きはぜひ一度購入してみてくださいな。
西友 カステラ 4切入
原材料:鶏卵、砂糖、小麦粉、米飴、蜂蜜、ザラメ糖
価格:290円
昔ながらのお菓子は、無添加である確率が高いので、店頭で見つける際のポイントです!
トップバリュ 薄切り芋けんぴ(みちしずく使用) 80g
原材料:さつま芋(国産)、植物油脂、砂糖、オリゴ糖、食塩
価格:108円
しかし、油で揚げて、お砂糖でコーティングしているので、けしてヘルシーではないため、食べ過ぎには注意が必要。とはいっても美味しくて手が止まらないんですよね・・。少量で止められる自信がない人は、干し芋をもりもり食べましょう。干し芋であればたくさん食べても大丈夫です!
トップバリュ フリーフロム こめ油で揚げ塩だけで味付けしたポテトチップス 40g
原材料:じゃがいも(国産)、こめ油、食塩
価格:96円
無添加のポテトチップスは価格が高くなる場合が多いので、お手頃な無添加ポテトチップスを探している方にはトップバリュがおすすめです。
サンコー アーモンドじゃこ
原材料:縦割焙煎アーモンド(国内製造)、片口いわし、砂糖(三温糖)、水飴、ごま
価格:346円
魚やナッツは意識をしないと不足しがちになるので、おやつとして気軽に取り入れられるのは嬉しいことです。
ウォーカー ショートブレッドフィンガーNo.115 150g
原材料:小麦粉、バター、砂糖、食塩
価格:429円
国内大手菓子メーカーのクッキーは添加物が多く使用されているので、無添加のクッキーを探す時には、輸入商品がおすすめです!特にヨーロッパなどの食の安全基準が高いエリアのお菓子は無添加率が高いです。
やおきん にんじんあられ65g
原材料:米(国内産)、砂糖、水飴、食塩
価格:40円
お子様のおやつとしてはもちろん、健康意識の高い大人にもおすすめのお菓子です。
スーパーだと、駄菓子売り場によくある印象。躊躇せずににんじんを収穫しましょう!
日興フーズ 王様のデーツ習慣
原材料:デーツ
価格:368円
食物繊維も豊富なので、朝食にヨーグルトと一緒に食べると相乗効果が期待できます!デーツそのものの甘みが強いので、ヨーグルトは無糖がおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はスーパーで購入できる無添加お菓子について詳しくご紹介しました。日々の暮らしの中で、添加物を避けた選択ができることは、健康志向の方や家族の食生活を見直したい方にとって大きな安心感を与えてくれます。
無添加お菓子の魅力は、何といっても素材本来の美味しさを堪能できる点にあります。余計な添加物が入っていないため、シンプルで体に優しい味わいが特徴です。また、スーパーで購入できる無添加お菓子は、忙しい日々の中でも手軽に取り入れられる点が嬉しいですね。日常のおやつ選びを少し意識するだけで、より健康的な食習慣を築くことができます。
無添加お菓子を選ぶ際には、ぜひ 原材料表示をチェック してみてください。例えば、「砂糖」「小麦粉」などの基本的な素材だけで作られた商品や、保存料や着色料を使っていないシンプルなレシピのお菓子がおすすめです。最近では、スーパーのプライベートブランドや地域密着型のお店でも、無添加にこだわった商品が増えています。
また、無添加お菓子はお子様のおやつにも最適です。例えば、ドライフルーツや無添加クッキーなどは、お子様でも安心して食べられる優しい味わいです。さらに、忙しい日のランチタイムやティータイムにも、無添加のお菓子を取り入れることで、手軽に罪悪感のないひとときを楽しむことができます。
健康への配慮だけでなく、無添加お菓子の中にはオーガニック素材を使用したものや環境に配慮した製品も多く見られます。このような選択をすることで、自分自身の体に優しいだけでなく、持続可能なライフスタイルの実現にもつながります。
無添加お菓子を選ぶことで、毎日のおやつタイムがさらに楽しく、心地よい時間になります。スーパーで気軽に手に入る選択肢を活用し、体にも心にも嬉しいお菓子生活を始めてみませんか?日々のちょっとした意識が、長期的な健康につながる大切な一歩です。
これからも、新しい無添加お菓子を探しながら、食卓に健康と笑顔を増やしていきましょう!
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