しかし、外出先や忙しい日常では、手軽にグルテンフリーのお菓子を手に入れるのが難しいと感じる方も多いでしょう。
そこで今回は、コンビニで購入できるおすすめのグルテンフリーお菓子を種類ごとにご紹介します。皆さんのお菓子選びのご参考になれば嬉しいです!
グルテンフリーとは?
グルテンフリーとは、グルテンというたんぱく質を含まない食事法や食品のことを指します。
グルテンは小麦、大麦、ライ麦などに含まれるたんぱく質で、パンやパスタ、ケーキなどの製品に弾力やもちもちとした食感を与える役割を果たします。しかし、グルテンが体に合わない人々にとっては、消化不良やアレルギー反応を引き起こす原因となります。
グルテンフリーの必要性
セリアック病
セリアック病は自己免疫疾患で、グルテンを摂取することで小腸の粘膜が損傷し、栄養吸収が阻害されます。
症状としては腹痛、下痢、体重減少、疲労感などが現れます。セリアック病の患者にとって、グルテンフリーの食事は必須です。
グルテン不耐症
セリアック病ではないものの、グルテンの摂取により消化不良や腸の不快感を感じる人々もいます。
これらの人々もグルテンフリーの食事を選ぶことで症状の緩和が期待できます。
健康志向やダイエット
一部の人々は、グルテンフリーが健康に良い、またはダイエットに効果的だと考え、無理にグルテンを避けることがあります。
しかし、科学的な根拠に基づいた理由ではなく、誤解や流行に基づく場合もあるため、注意が必要です。
グルテンフリーは日本人には必要ない?
1. 必要性の有無
日本人全体として見た場合、セリアック病やグルテン不耐症の罹患率は低いため、必ずしも全員がグルテンフリーの食事を必要とするわけではありません。しかし、健康や美容を目的にグルテンフリーを取り入れることで、自己管理感や食生活の見直しにつながる場合もあります。
2. バランスの取れた食事が重要
グルテンフリーを選択する際には、他の栄養素とのバランスを考えることが重要です。無理にグルテンを排除することで、逆に栄養バランスが崩れるリスクもあります。特に、小麦製品にはビタミンB群や食物繊維が豊富に含まれているため、代替となる食品でこれらを補う必要があります。
3. 食生活の多様化
グルテンフリーを取り入れることで、食生活に多様性が生まれ、さまざまな穀物や食材を試す機会が増えます。
これは健康的な食生活をサポートする一助となりますが、必ずしもグルテンを避けること自体が健康に直結するわけではありません。
グルテンフリーのメリット(ダイエット・美容編)
グルテンフリーが直接的な効果をもたらすことは少ないですが、日本ではダイエットや美容を目的にグルテンフリーの食生活を取り入れる方が増えています。以下に、特にダイエットや美容に関連するグルテンフリーのメリットを簡潔にまとめております。
体重管理のサポート
グルテンを含む食品を控えることで、総カロリー摂取量が減少し、自然と体重管理がしやすくなります。
腸内環境の改善
グルテンフリーの食事は消化に優しく、腸内の善玉菌を増やすことで便通を改善し、肌の健康にも寄与します。
肌トラブルの軽減
炎症を抑える効果があり、ニキビや赤みなどの肌トラブルを減少させ、滑らかな肌を保ちます。
アンチエイジング効果
抗酸化物質が豊富なグルテンフリー食材を摂取することで、細胞の老化を防ぎ、若々しい肌を維持します。
自然食品の選択促進
グルテンフリーを実践することで、加工食品を避け、自然食品やオーガニック食品を選ぶ機会が増え、添加物の摂取を減らします。
健康意識の向上
健康的な食事を続けることで自己管理感が高まり、精神的な満足感や自信が向上します。
コンビニで購入できるおすすめのグルテンフリーのお菓子(おやつ)
1.素材そのまま系
- ほしいも
- 栗
- ナッツ
- 海苔のおやつ など
セブンイレブン 有機むき甘栗
原材料:有機焼き栗
価格:149円
ローソン 有機栽培の干し芋スティック
原材料:有機栽培さつまいも
価格:228円
有機栽培されたさつまいもを使用しており、安心して食べられるグルテンフリー商品として人気があります。
海苔のはさみ焼き 梅味
原材料:乾海苔(有明海産)、梅顆粒(梅干しペースト(紀州製造)、でん粉糖化物、でん粉)、砂糖、でん粉糖化物、食塩、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、みりん、魚介類エキス、唐辛子、昆布/安定剤(加工デンプン)、酸味料、着色料(紅麹)
価格:237円
1袋あたり14kcalとほぼほぼ空気ですので、小腹が空いた時のおやつとして最適です。
ファミリーマート 塩と油を使っていない4種の素焼きミックスナッツ
原材料:アーモンド、カシューナッツ、クルミ、マカダミアナッツ
価格:388円
個人的には味がついているものが好きですが、美味しくてつい食べすぎてしまうこともあるので、小腹を満たす目的であれば、素焼きナッツの方が健康的な選択ですね。ナッツで心も体も美しくなりたい・・!
2.米菓(おせんべい、ポン菓子など)
セブンイレブン 揚げ餅塩
原材料:水稲もち米(国産)、植物油脂、食塩
価格:181円
コンビニでは様々な種類のおせんべいを購入することができますが、個人的に、揚げ餅を推しております。
原材料がシンプルで無添加のおせんべいが手軽に買えるのは嬉しい限りです。油で揚げているので、くれぐれも食べ過ぎにはご注意ください!
やおきん にんじんあられ
原材料:米(国内産)、砂糖、水飴、食塩
価格:40円
可愛らしいパッケージで手に取るのをなかなか躊躇しますが、大人にもおすすめのお菓子なのでぜひ購入してみてください。
無添加かつグルテンフリーのお菓子は貴重です!
3.和菓子(羊羹、最中など)
セブンイレブン セブンプレミアム 煉羊羹
原材料:砂糖、生あん、寒天
価格:95円
羊羹には脂質が含まれていないので、筋トレをする方も食べることがあるみたいです!
ダイエット中に甘いものが食べたくなった時、生クリームたっぷりのケーキではなく、羊羹を食べてみましょう。
セブンイレブン 小豆最中
原材料:砂糖(国内製造)、小豆、最中皮(もち米)、水あめ、寒天、食塩
価格:84円
サクサクと軽い最中と小豆の相性は最高です。濃いめの抹茶と一緒に食べたい。
4.チョコレート
ローソン アーモンドチョコレート(イヌリン使用)
原材料:チョコレート(イヌリン、植物油脂、 カカ オマス、全粉乳、ココアバター、砂糖) (国内製造)、アーモンド、水あめ/乳化剤、光沢剤、甘味料(ステビア)、香料、(一部に乳成分・アーモンド・大豆を含む)
価格:278円
しかし、市販のチョコレートには添加物が多く使用されていることが多く、コンビニなどで購入する時にとても悩みます・・。
そんな中でもローソンのアーモンドチョコレートは、添加物が少なめで、糖質も控えられているので、おすすめです!
5.ポテトチップス
ローソン 国産じゃがいも100%ポテトチップス じゃがいもと塩
原材料:馬鈴薯(日本:遺伝子組換えではない)、植物油、食塩、デキストリン、調味料(アミノ酸等)
価格:108円
かといって、健康的なものではないので、たまに食べるのが良いと思います。ローソンで売っているこちらのポテチは無添加なのが推しポイント!
ローソン ザクッとポテト こだわりの塩味
原材料:じゃがいも(国産又はアメリカ産)、植物油、食塩、酵母エキスパウダー、デキストリン/調味料(アミノ酸等)、香料
価格:118円
使用されている添加物が少なめなのが嬉しい!
6.ポップコーン
マイクポップコーン バターしょうゆ味
原材料:コーン(遺伝子組換えでない)(米国産)、植物油、粉末醤油、ぶどう糖、食塩、砂糖、たん白加水分解物、カツオエキスパウダー、酵母エキスパウダー、バターパウダー(北海道産バター100%使用)/調味料(アミノ酸等)、香料、カラメル色素、(一部に小麦乳成分大豆を含む)
価格:88円
スーパーには自分でつくるタイプのポップコーンが売っておりますが、使用する油をココナッツオイルなど、自分好みのものに変えて作ってみるのもおすすめです!
7.チーズ
セブンイレブン セブンプレミアム キャンディチーズ
原材料:ナチュラルチーズ(外国製造)、乳清ミネラル/乳化剤
価格:278円
セブンイレブンのキャンディチーズはシンプルな構成で安心して食べることができますよ。
ローソン アーモンド入りベビーチーズ
原材料:ナチュラルチーズ(外国製造又は国内製造)、アーモンド/乳化剤、香料、(一部に乳成分・アーモンドを含む)
価格:164円
8.アイスクリーム
ハーゲンダッツ ストロベリー
原材料:クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、ストロベリー果肉、砂糖、卵黄、(一部に乳成分・卵を含む)
価格:351円
グルテンフリーの生活を意識している方は、ケーキや菓子パンなどの甘いモノを控えている方が多いかと思いますので、アイスは救世主ですね。
井村屋 あずきバー
原材料:砂糖(国内製造)、小豆、水あめ、食塩
価格:80円
ミニストップ フローズンヨーグルト
原材料:乳製品、砂糖、粉あめ、乳たんぱく/香料
価格:140円
9.大豆バー(SOYJOY)
SOYJOY ブルーベリー
原材料:大豆粉(国内製造)、レーズン、マーガリン、ブルーベリー加工品、卵、パインアップル加工品、ココナッツ、難消化性デキストリン、砂糖、ホワイトチョコレート、イヌリン、脱脂粉乳、食塩/香料
価格:132円
SOYJOY イチジク&レーズン
原材料:大豆粉(国内製造)、マーガリン、レーズン、卵、砂糖、アーモンド、イヌリン、パインアップル加工品、ラズベリー加工品、難消化性デキストリン、イチジクペースト、食塩、紅茶エキスパウダー/香料
価格:132円
イチジクとレーズンは女性に嬉しい効果もあるので、数ある種類の中でもおすすめです。
10.グミ
果汁グミぶどう
原材料:水あめ(国内製造)、砂糖、濃縮ぶどう果汁、ゼラチン、植物油脂、でん粉/酸味料、ゲル化剤(ペクチン)、香料、光沢剤、(一部にりんご・ゼラチンを含む)
価格:138円
マロッシュ グレープソーダ味
原材料:水飴(国内製造)、砂糖、ゼラチン/酸味料、炭酸カルシウム、香料、クチナシ色素
価格:171円
グミはほぼ砂糖なので食べ過ぎはよくないですが、少量であれば問題ないと思いますので、口寂しい時におすすめです!
コンビニでグルテンフリーのお菓子を見つける際の注意点
洋菓子には、基本的に小麦粉が使用されているので、購入しないのがベター
洋菓子の多くは、小麦粉を主原料として使用しているため、グルテンが含まれています。
ケーキ、クッキー、ビスケットなどの洋菓子を選ぶ際には、成分に小麦粉が含まれていないかを厳密に確認する必要があります。
グルテンフリーを徹底したい場合、洋菓子は避けるか、専用にグルテンフリーと明記された商品を選ぶことが安全です。
特に、表面に「サクサク」や「ふわふわ」といった食感を強調する洋菓子は、小麦粉が使われている可能性が高いため注意が必要です。
成分表示を徹底的に確認する
グルテンフリーを確実に守るためには、商品の成分表示を細かく確認することが最も重要です。
小麦、大麦、ライ麦など、グルテンを含む主な原材料が使用されていないかチェックしましょう。また、隠れたグルテン源として、調味料や添加物にもグルテンが含まれる場合があります。例えば、「麦芽エキス」や「セモリナ粉」などが成分に含まれていないかを確認することが大切です。
成分表示を見逃さないために、購入前にしっかりとラベルを読む習慣をつけましょう。
加工度が低いものを選ぶようにする
加工度が低い食品は、添加物や不要な成分が少なく、グルテンフリーである可能性が高いです。具体的には、ナッツ、ドライフルーツ、ポップコーンなどの自然なスナックを選ぶと良いでしょう。これらの食品はシンプルな原材料で作られていることが多く、グルテンが含まれていないことが一般的です。
また、加工度が低い食品は栄養価も高く、健康的なおやつとしてもおすすめです。ただし、自然食品であっても成分表示を確認することを忘れずに行いましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
コンビニで購入できるグルテンフリーのお菓子は、健康志向やアレルギー対応に最適な豊富なラインナップが揃っています。コンビニのグルテンフリーのお菓子は、手軽に入手できるだけでなく、低カロリーで栄養バランスにも優れた商品が多く、忙しい日常でも安心して楽しめます。
また、グルテンフリーを通じて、ダイエットや健康維持を目指す方にとって、コンビニで手軽に購入できるグルテンフリーお菓子は強い味方となるでしょう。
ぜひ、近くのコンビニエンスストアでお気に入りのグルテンフリーお菓子を探し、毎日のスナックタイムをより健康的で美味しいものにしてください。この記事が、あなたのグルテンフリー選びの参考になれば幸いです!
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